パールの選び方を詳しく紹介します。
その1
パールは天然物ですから、もちろんキズやシミがあるものがあります。
買ったときには気づかなかったけれども、家に帰ってみてみたら大ショックといったことにならないように、念入りにチェックすることをおすすめします。
キズやシミは、大自然の残した足跡。
パールに限らず、天然素材のものを選ぶときに大切なのは、キズやシミも含めて全体的に愛せるかどうか、です。
欠点ばかりに目を向けるのではなく、ひとつひとつの良さを認識した上で選びましょう。
パールの光沢は、真珠層の結晶構造によって決まってきます。
結晶が規則正しく並んでいるものほど、より美しい光沢を見せます。
ついついぱっと見た瞬間の色や形、大きさに目を奪われてしまいますが、この照りこそが、パールの美しさの本質であるといっても過言ではありません。
シンプルで小粒なものでも、照りのよいパールは魅力的です。
じっくりと吟味して美しい光沢のあるものを選ぶようにしましょう。
数多くのパールを見比べていると、照りや質感に重量感のあるものと、そうでないものがあるのが分かってきます。
パールは、核のまわりに真珠層をまとったものです。
真珠層は、六角形の炭酸カルシウムの結晶がタイルを敷き詰めたように並び、シート状のたんぱく質によって接合された結晶板が規則正しく、階段状に何層にも積み重なってできています。
これがパールの品質を決める「巻き」です。
ひとつひとつがきめこまやかで、規則正しくしっかりと厚く巻いたものが、品質のよいパールです。
上から眺めたときに、ほんのりと輪のような光芒を描いているものを選びましょう。